いつもありがとうございます。
着々と進んでいるニューアルバムですが、録音や上物を追加するリアレンジなどはほぼ終わったものの、これからどうやってリリースするかや、タイトルなどは現在進行形で制作中です。
前作 Ukiyoi では、聞いてくれた方から「これが田中のしたい音楽だったのか」とよく言って頂きました。それは海外へ行ってまで作ったのだからということだけではなく、3年間という長い時間が音楽に与えた執念のような影響があったのかもしれません。
Ukiyoi はお墓にまで持って行こうと思っている作品です。笑
しかし自分が本当に音楽、「音楽」という言葉を聞くその前に、心の中に初めてひらめきのように降りてきたのが祭囃子だったのです。小さな頃、家の外から聞こえてきたんです。
太鼓と笛。この2つの音色が織り成す「祭り」の音…。
これが僕の心に初めて取り憑いた音でした。
それからというものの、この2つの楽器には言葉に表すことのできない神秘さをずっと感じていました。
自分が選んだ楽器はギターだったわけですが、いつか笛と太鼓とギターが深く融合した音楽を生み出すことが僕のぼんやりとした夢でした。
今回レコーディングしていく中で、今まで活動してきた中では気づかなかった事に気がつきました。
「この音は、祭りやな」と。知らない内にルーツに帰ってきたという事なのかも知れませんね。得体の知れない何かが巡っているようです。
こういった発見はレコーディングでないと出来なかった体験だと思います!
音楽では祭りというと、ひたすらテンションの高揚した感じをイメージしますが、
今度のニューアルバムは、様々な祭りを連想させる作風になりそうです!
例えば祭りの語源でもある神々を「祀り」を感じるスピリチュアルな祭りだったり
みんなで縁日を楽しむようなポップカルチャー的な祭りだったり
魑魅魍魎たちの異種格闘技的サイケデリックな祭りだったり
アフリカのネイティブの様に血肉が湧き踊るような祭りのサウンドまで、沢山。
そう、今回のテーマは現代の「祭り」!!
UKIYO ORCHESTRAとしての初作品にふさわしいテーマだと思っています。
沢山の方に楽しんでいただけるよう最後までベストを尽くします!
今度のライブではいち早く僕たちのコンテンポラリーな祭サウンドを聞きに来てください!
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